入国について

 

現在、トリニダッドに入国する、すべての日本人はVISAが必要である。日本からの場合は、英国大使館が兼務しているので、そこでの発行となる。ちなみに、アメリカ国民など一部の国と地域の観光者は、VISA免除で入国できるので、それぞれ確認してみること。

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アメリカで取得する場合は、全米に大使館及び領事館があるので、そこでの発行となる。大使館はワシントンDC、領事館はマイアミ、NYなどにある。

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入国する際に帰りのチケットの提示が求められる場合がある。観光目的の場合、ほとんどの人は往復チケットを購入するので、問題はないが、片道チケットによる入国を考えている場合は、事前に確認したほうがよい。

 

入国する際に大抵の場合、荷物の検査がある。また、入国審査の窓口及び、税関荷物検査の窓口の数は少なく、かなりの時間を要することを覚悟したほうがよい。特に複数のフライトが同時に到着した場合は気長に待つしかない。

 

観光目的の場合、通常は90日までの滞在が許可される。ただし帰りのチケットの日時に合せて有効期限が記載される場合がある。現地での滞在期間の延長は可能だが、これにも帰国のチケットが要求されることがある。事前にイミングレーションオフィスへ行き、担当官との面会日時のアポを取ってから行くことになる。費用はおよそTT$100だった。

 

なお上記事項については、変更があるため事前に各大使館へ確認すること。

 

フライト

 

日本からトリニダッドへのフライトは、通常アメリカ経由が一般的だ。マイアミもしくはNYで1泊後、翌日のフライトで到着することになる。

 

「エアカナダ」を利用して、成田からカナダのトロントを経由すれば、うまく乗り継いで来ることができるが、かなりのロングフライトになる。

 

トリニダッドへ現在フライトしている航空会社はチャーター便を含めて数社あるが、お薦めはアメリカン航空か、BWIAの2社だ。どちらもマイアミから直行便が飛んでいる。BWIAはNY−JFKから直行便が、アメリカンはNY各空港からプエルトリコのサンファン乗り換えで、POSまで就航。今年からアメリカン航空はマイアミ発着が1日2往復に増便され便利になった。

 

BWIAはユナイテッド航空と業務提携した関係で、NY、マイアミ、ワシントンDCとPOS間のフライトは共同運航便となっています。マイレージを有効に利用したい方には便利になりました。

 

2000年度から「エア・カリビアン」が同ルートに参入しましたが、先日会社が倒産し、現在は運行していません。POS〜トバゴ島間はBWIAが現在運行しています。また「エア・ジャマイカ」はキングストンからのフライトが運行していましたが、こちらも現在は廃止になりました。

航空会社のリンクページはこちら 

     

     

気をつけなければならないことは、マイアミはハリケーンの通過コースとなっているため、シーズン中はもとより、発着時間が遅れることもしばしば。

 

マイアミでの乗り継ぎに際しては、ターミナル間の移動にかなりの時間を有することがある。30分近くもかかることがあるので、要注意。また麻薬検査も抜き打ちで行われていることもお忘れなく。

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また最近、航空会社によっては、機内持ち込み手荷物の規制が厳しくなっている。先日もタラップ内で超過料金の徴収が見られたため、注意が必要だ。ちなみにアメリカン及びBWIAの機内への持込手荷物は原則1個だ。詳細は各航空会社まで。

 

ホテル

 

ホテル及び宿泊施設はPOS市内を中心にいくつかある。最高級はヒルトンで、値段により下はゲストハウスまで様々。ただし、2月から3月にかけてのカーニバルシーズンは宿泊料金は2倍以上に跳ね上がり、しかも絶対数部屋数が足りていないため、このシーズンの予約はかなり早めに行う必要がある。

 

WEBサイト、電話帳、ガイドブック等から主な宿泊施設を、次の条件によりリストアップしました。ポート・オブ・スペイン市内である。ネットでコンタクトできるようホームページまたはメールアドレスがあること。

 

HOTEL TEL(国番号は1です) WEB or E-MAIL
Trinidad Hilton +868-624-3211 hiltonpos@wow.net
Holiday Inn +868-625-3361 holidayinn@trinidad.net
Kapok Hotel +868-622-5765 www.kapok.co.tt
Ambassador Hotel +868-628-9000 www.ambassadortt.com
Pelican Inn +868-624-7486 No information
The Normandie Hotel +868-624-1181 www.normandiett.com
The Cascadia Hotel +868-627-8046 www.cascadiahotel.com
 Royal Palm Suite Hotel +868-628-6042 www.royalpalm.co.tt
Abercromby Inn +868-623-5259 aberinn@carib-link.net
Carnetta's House & Inn +868-628-2732 www.carnettas.com
Monique's Guesthouse +868-628-3334 www.moniquestrinidad.com
Par-May-La's Inn +868-628-4707 parmaylas@trinidad.net
Plaisance +868-622-6431 apatrick@trinidad.net
Sun Deck Suites +868-622-9560 sundeck@carib-link.net
The Morgans B & B Resort Ltd. +868-629-2587 gem@cablenett.net
Villa Maria Inn +868-629-8023 villmar@tstt.net.tt
     

 

「ベスト・カリビアン」のWEBサイトでホテルの外観の写真や宿泊料金が検索できます。

 

タクシー

 

トリニダッド国内の主要な交通機関は乗用車の「タクシー」とワンボックスまたはマイクロバスによる「マキシ・タクシー」の2種類ある。

 

ピアルコ国際空港〜POSダウンタウン市内間はタクシーを利用するのが一般的だ。空港内に料金表が掲示されているので、確認のうえ乗車するといい。支払いはUS$かTT$。

 

タクシー

 

タクシーのナンバープレートはアルファベット「H」ではじまるナンバーだ。各ドライバーは自分のエリアルートを流しているので、乗車の際に行き先を運転手に確認すること。通常は乗合になっているため、途中で乗客が何人も入れ替わる。早く目的地に行きたい場合は料金を交渉すること。

 

日本と同じように無許可の白タクも走っている。こちらはナンバープレートが普通乗用車と同じ「P」で始まっている。もちろん違法だ。

 

マキシ・タクシー

 

こちらは路線方の乗合バスだと思えばよい。白のボディーカラーに赤、黄、緑、茶などのストライプを施したワンボック車が街中を走り回っている。首都のポート・オブ・スペインにバスターミナルがあり、そこから各都市に色ごとに走っている。

 

気をつけなければならないのは、同じ色のタクシーでもドライバーにより行き先が違うので、乗車時に、自分の最終目的地に走っていくかを確認したほうがいい。最終目的地まで行かない場合は途中の分岐で降ろしてもらい、乗り換える。

 

どちらのタクシーもドライバーの運ちゃんが右手を大きく上げて、指で数字をあらわしている姿をよく見かける。これは自分の車にあと何人乗車できるかを示すもので、友達同士の乗車時には頭にいれておくとよい。

 

マキシ・タクシーの色 主な行先
Yellow POS市内巡回, Diego Martin, West Moorings, ウェスト・モール方面
Red 東側、Arima, San Juan, St Augustin 
Green 南側, San Fernando
Black Princes Town
Brown San Fernando と南端の都市間、Erin, Penal, Point Fortin

 

 

マイアミ乗継

 

マイアミで乗り継ぎのため滞在する場合の情報はこちら。

 

短期の滞在ならば、空港近辺のホテル、モーテルが便利だ。またリゾート気分を味わいたい方はビーチエリアがお薦めだ。ビーチへは空港から車で30分ほどで行ける。

 

インターネットからオンライン予約できるホテルがかなりあり、一般のレートより割引料金で利用できる。またレンタカーを借りる場合はフロリダは他の州に比べて料金が安い。各社のウェッブ上にスペシャルレートが掲載されている。

 

    マイアミ近辺のホテルリンク集はこちら。

 

HOTEL WEB
RED ROOF INNS www.redroof.com/
DAYS INN www.daysinn.com/
BEST WESTERN --
EMBASSY SUITE --

 

 

 

市場へ行こう

 

生鮮食料品を買いにいくなら、断然マーケットがお薦め。POSのダウンタウン内にはいくつかの通路を利用してのシティーマーケットがあるが、ここでは「セントラル・マーケット」について紹介する。

 

セントラル・マーケットはダウンタウンから車で5分ほどのハイウェー沿いにある。日本でいうところの築地市場か大田市場だと思えばいい。

 

業者向けの卸売市場がメインだが、一般向けの小売は週末の早朝から行われている。金、土、日の朝に行くとよい。日が高くなると気温の上昇とともに、鮮度が落ちるので少なくても朝10時までには行ったほうがよい。

 

市場で買うことのできる品物は、野菜、果物、鮮魚、肉、スパイス、日用品、衣類などである。フードコートも併設されている。

 

市価は一般の小売店のほぼ半額だ。野菜などはほとんどの品物が1LAB=TT$1ぐらいだ。(TT$1=約20円=USD6.3)

 

パパイヤ1個=50円、パイナップル1個=180円、オレンジ10個=100円などだ。